目をあけて

ほら見える？

あれがオマエの見たがってる真実　だ

「白い世界にある真実の笑顔」

真っ白な世界にいた

何もない

自分以外誰もいない

そんな真っ白な世界

でも、一つわかる

俺はここを作る事ができる　ということ

真っ白なのはそのせい

誰もいないのはそのせい

俺がこれから作らなくちゃならない

でも、俺の意思どおりには作られない

そんな矛盾の世界

だから

今

目の前で

望んでいないことが起こっているんだ

「なぁ・・・嘘だろ・・・？」

目の前で横たわってるモノを目の前に

現実逃避をしたくなる

言葉を　つい

言ってしまった

「だってさっきまで・・・・あんな・・・いつものように悪どい笑い方して・・・」

今は無表情で

「なぁ・・・目・・・あけろよ・・・嘘だろ？冗談だろ？」

ただ静かに

俺の前で

俺をかばって

死んでしまった

黒髪の人が”ある”

「なんで・・・っ・・・・いつも、いじわるなくせにっ・・・！！」

こういうときだけ

助けるんだよ

「俺だって・・・・俺だって・・・・」

最後にこいつは

何ていったっけ・・・

「俺だって・・・・あんたのこと・・・・」

そうだ

「愛してる・・・・・」

そういって

笑顔で

「イヤ・・・だ・・・・・・やだ・・・・・・」

信じたく　ない

信じたくない信じたくない信じたくない信じたくないﾔﾒﾛ信じたくない

やめてくれ・・・・・！！！

「分かった？オマエが望んでる真実、オマエが見たがってる真実」

そういって

笑いながらオレはいう

「・・・・知るか・・・・・わかって・・・・たまるか」

俺は涙を流しながら、オレの目の前にくずれている

「でも、オマエが望んでるんだ。それが真実だ。これからそうなりうる未来」

楽しそうに　いいやがる

俺に対してオレが

「ありえねぇ・・・・・大佐は・・・ロイは俺なんか庇うもんか」

情けない、声が震えながら強気をいってみるなんて

「だから、望んでるんだってば」

まだ笑う

オレ

「認めねぇ・・・・こんなの・・・絶対・・・・！！！」

俺はオレに右腕に練成した刃を向ける

けど、オレは微動だにせずに笑ってる

「いいよ、殺したってオレは死なない。死ぬのはオマエだよ」

矛盾

俺はオレなんだから、オレが死なないというのは

「考えてみろよ。オレは俺だけど、肉体をもってるのは　ただ一人」

つまり　は

「そう、死ぬのはオマエだけ」

本当に楽しそうに笑いやがる

けど・・・・

それも矛盾

「いいよ死んでも。かまわねぇ」

俺のことを分かってないから笑うんだ

だから言ってやった

やっぱり、表情がかわった

「な・・・にをバカな・・・・・」

「自分に向かってバカはねぇんじゃねぇ？」

まだ濡れてる顔をぬぐいもせず、まっすぐに、俺も立ち上がってオレの顔をみた

「お前は俺のこと分かってない」

死ぬのが怖いなら

愛しい人のそばになんていない

「じゃぁな。」

でも　本当に

これで死んだら

何て・・・詫びいれるかなぁ・・・・

なんてことを考えながら

俺はオレの胸を突いた

「エディ、起きなさい」

低い　けど心地のいい声が聞こえた

「んぁ・・・今・・・何時・・・」

「6時」

淡々と聞かされた時間は

ありえない

「6時ぃ？！早すぎだろう・・・・・」

「そんなことはない、早起きはいいものだぞ？」

いつもの笑顔で

「・・・・じじぃの証拠だな」

いうから

俺もつい笑顔になって

あれが夢なのかどうか

わからない、分かるはずがない

だって俺は生きてるから

生きて、側にいれればそれでいいから

だから

「・・・・・・エディ・・・？」

大佐がおかしな顔して、俺の顔をみるまで

気づかなかった

今の

自分の

表情

「え？」

ＥＮＤ…?

−後書きというか言い訳というか弁解−

鋼初小説で・・・す・・・が・・・・また・・・・シリアス・・・・・（落込

どうも今は・・・いや、今に限らないんですがシリアス大好きで・・・・！！（ぇ

すみません、でも真理ネタ・・・シリアスになりませんか？（同意を求めるな

でも、これでもまだ甘い方ですー（ぇぇ

本気でシリアスになったら皆死んじゃう・・・なんて・・・・ことは・・・・ないですよ？（説得力なし

それではー！（逃

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